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O型に降りかかった災難

もっとも優秀な兵士はO型の兵士である

 これはフランス陸軍の軍医の出した結論です

第1次世界大戦が勃発し、戦場に送り出される兵士たちは、負傷時に迅速に輸血が受けられるよう、血液型検査を受けさせられました

その時にフランス陸軍の軍医は、兵士の戦場における行動と彼らの血液型を調査し、達した結論が以上のものです

 

これを受けた軍は、O型の兵士だけの戦闘部隊を編成する案が検討されましたが、戦争の激化とともに立ち消えとなりました(テスト部隊は投入済み)

そして日本軍でも、昭和の始め頃に同様の部隊を編成する計画がありましたが、こちらも世界情勢の変化とともにうやむやにされてしまいました(こちらもテスト部隊は投入済み)

 

 

ここでその部隊の利点を検証してみましょう

血液型占いを参照

 

・目的がはっきりしていないと、全然 力を発揮できない

戦争自体に『勝利』という目標がある

・人見知りすることが多く、仲間以外は信用しない

補充兵にとって辛いが、説得には応じないし敗北しても投降しない

・人間関係を特に重視し、他人からの信頼には必ず応える

これにより、能力以上の結果を生み出すことが可能 

・スキンシップを重視し、リーダーシップをとれる素質がある

戦闘中、部隊長がやられても指揮系統の混乱が起きないため、烏合の衆になりにくい

・強弱関係、上下関係を重視する、勝てないケンカは売らない

強弱関係、上下関係を重視するのは兵士の基本、

勝てないケンカは売らないのは、実は兵士にとって意外と重要

 

以上のことを総合すると、

戦争の勝利を誓い合い、国、上官に対する忠誠が厚い

部隊長は隊員と仲が良く(スキンシップの意味は、肌のふれあい。日本では裸の付き合いと言うこともある)、隊員も友好的な部隊長を信頼する

部隊長が戦死したときに、烏合の衆にならない。なぜなら全員が部隊の指揮を執れるから(基本的に次に位の高い人間が指揮を受け継ぐ)

 

勝てないケンカは売らないのは意外に重要

1対1で勝てないなら、仲間を援護し2対1でそれ以外の敵を倒す、その後2対1でも勝てないとわかったら、またほかの仲間の援護に回る

これを繰り返し、数的有利をとったら大勢で大物を仕留める

 

またO型の血液は全ての型に輸血できるので、緊急時には兵士から採取することができる

 

こうしてみると、O型は戦士として非常に有用なことがわかる

人材不足の日本軍が使いたがるわけだ

 

時は流れ、1930年に入ってナチスがドイツの政権を握ると、優生医学の見地からナチスの政策を正当化する試みがなされました

その一環として、劣等民族の遺伝子を持つ血液型の特定をしてみたり、逆に血液型と人間の行動パターンとの関連を調べて優秀な血液型を割り出す研究が行われました

さらに戦争がはじまると、収容所の捕虜やユダヤ人、政治犯などを使って「命令に従順な血液型」、「過酷な労働に耐える血液型」を特定するための研究も行われたようです

(結論は出ていません)

 

以上これらの研究の結果によってO型は、あと少しで「しぶとい消耗品」として戦場に優先的に放り込まれる運命にありました

こう見ると、人権は平等でも人命は平等ではないようです

 

 

以上が血液型占いを調べていたときにわかったことです

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